戸外あそびの時、「片付けするよ～」と声をかけると「え～まだ遊びたい」と返事が返ってきました。

そこで園庭に一本の線を描き、「ちょっとみんな、この線に並んでみてー！」と言うと、「え、なになに！？」「ちょっと待ってー」と片付けを素早く終わらせ、こどもたちがどんどん集まってきました。

なにが始まるんだろう…とジーっと保育者を見つめています。

「これから靴箱まで競争します。でも走らずに、ケンケンで行きます。」と言うと、「えー！けんけんでー！？」と驚くこどもたち。

「位置について、よーい、どん！」の合図で一斉にケンケンで進み始めました。

靴箱につくと、「楽しかった」「またしたい」と笑顔のこどもたちです。

片付けの時間はしたいあそびが中断されるため、こどもたちにとってあまり好きな時間ではありませんよね。

そのようなときにちょっとしたあそびを投げかけていき、楽しく気持ちを切り替えられるようにしていきたいと思っています。